2019年度の参議院選挙が終わりました。消費税増税実行をかかげる安倍政権に対し、国民の反発が予想されたので自民が大幅に議席を減らすかと思いきや意外と健闘しましたね。やはり、安倍政権の外交の強さと、
過去最高水準の雇用、韓国への優遇措置撤廃が効いているんでしょうな。
今回の選挙結果で個人的に注目に値するのが、NHKから国民を守る党の立花考志氏。自民党の和田政宗氏。令和新選組の3つ。
〜NHKから国民を守る党〜まず言いたいのは、NHKから国民を守る党。この党は候補者たちが強烈な個性を持つ色物で政見放送だけでも爆笑する代物で、見ていない人は一見の価値あり。
なんじゃこりゃ? こんな面白い政党の政見放送見たことねえw なかでも平塚氏(さゆふらっとまうんど)。よくわからんが、出馬費用を立花氏に出してもらったうえで、公然と「N国党に票入れるな。自分に入れるな」と言い放った・・・。
立花考志氏ってば、N国党に断りもなく勝手に辞めた元N国党議員を議員生命を終わらすと宣言して、徹底的に責めまくっていたのに、「N国党に票入れるな」の平塚氏には一切おとがめなし。平塚氏はスルーかよ?w なんで平塚スルーなの? うーん、安倍首相夫人明恵さんが森友問題で立花考志氏に相談したメールを無断で公開したり、陰謀ユーチューバー平塚氏を出馬させたり。森友問題で維新の弁護士を絡めた陰謀論を展開したり、立花氏はカオス過ぎてよくわからない・・・。
N国党に関しては理念に賛同するけど、国政に進出するのは正直どうでも良いと思っています。だって活動内容NHK拒否だけでしょ。国会議員にとってNHKの存在なんて小さすぎる。そんなことより国益が重要。NHK観ない人は払わなけりゃ済むだけの話。
NHKなどもはや国営ラジオ放送のようなものです。時代遅れも甚だしい。ネットでいくらでもオンデマンドで好きな映像を有料無料観れる時代。存在価値は希薄になった。今時、NHKに金払えなんてナンセンスそのもの。
さらに言うと、NHKは韓国政府に通じた電通と左翼、特亜の影響で反日な放送局だから、存在自体が公共放送に大きく逸脱。国民から金を徴収したうえでの国益を無視した韓国中国目線の偏向報道は犯罪といっても過言ではない。
「日本を貶める反日に金払えるか!」です。
NHK発表資料の支払い最下位の沖縄では半数以上が支払っていないし、公式発表以上にNHKに金払っている比率は少ないと言われています。電波オークションが開始すれば、NHKの存在もさらに薄くなることでしょう。無数にあるテレビ局のうちのつまらん偏向放送局の1つでしかない。N国党の政治理念はNHKのスクランブル放送を目的に、それが実現したら解党すると宣言しているけど、スクランブルがあろうがなかろうが、既に支払いは自由意志なんだから払いたくない人は「そんなの観てないし観るわけないじゃん」で終わっている話なわけです。
強制でもなんでもない。NHKの受信料なんて頭が良い人は最初から払っていないわけです。
立花氏のやっていることは、ワンクリック詐欺で脅されている人を救うのに似ていて、心構えの教育なんですよね。そのことに徹する分ならわかるけど、そこでNHKを潰すために国政に乗り出すと言うのも、個人的野心と欝になるまで職場で虐められたNHKへの恨みを晴らすためとしか感じないんですよね。
〜N国党から出馬した陰謀ユーチューバー〜ちなみにN国党で出馬した平塚氏は陰謀業界では有名人で、世の中は世界を牛耳るユダヤの秘密結社に支配されている系の陰謀を展開しています(彼に興味ないので、詳しくは知らないけど)。国家権力を悪ととらえ、危機をあおる思想は新興宗教でよくありますね。
中共やカルト宗教の洗脳方法は、危機を煽る(恐怖)⇒救いの団体(居場所)⇒救いのメソッドの実践(解放)。この3点が揃っているんだけど、これが結構強力な洗脳方法でして、免疫がない人は簡単に引っかかる。その点、平塚氏には危機を煽るだけで、そのあとの展開がない。救いの団体や方法を提示しない分、信者たちを洗脳する意図を感じないんですよね。
彼が目的とするのは巷によくある陰謀カルトを作ることではなくて、ただ単に有名人になりたいと、虚栄心から出た活動のような気がする。参加者を募ってたまにピクニックに行っているし。彼がN国党の選挙に出た目的って、結局さゆふらっとまうんどとして活動している自身のユーチューバーとしてのアピールだったわけですよw。無邪気なものです。
平塚氏をはじめ、巷にある新興ユダヤの陰謀論は、安倍首相がユダヤとか、統一教会に操られていると言っている。しかし、安倍首相が統一教会という説は統一教会ウォッチャーである立憲民主党の有田氏に完全否定されている。安倍首相は過去に統一教会の団体の資産凍結を行った事実があるんですよね。
有田氏のブログ
https://blog.goo.ne.jp/arita0327/e/12d4d733eaea2d590f8b73716ce042abhttps://blog.goo.ne.jp/arita0327/e/37e6d95f53187d5d2f48ab8bdb281d81外務省のホームページ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/ip/page4_000931.html某ユダヤ系陰謀論者によるとユダヤが安倍首相を動かしているんだそうな・・・。このホームページを見る限り、パレスチナへのユダヤ人入植を国際法違反で非難しているし、安倍首相がユダヤの犬とは到底思えない。
ユーチューバーという言葉が出たけど。そう。今回の選挙ではメディアや地上波メディアで一切活躍しない立花考志氏が当選したことが大きい。既存メディアを介さず、ネットだけの活動で当選した。時代は大きく変わりましたね。
参議院議員となった立花氏のyoutubeチャンネル登録者数が18万人ですから、はじめしゃちょーの800万人登録数、ヒカキンの751万人登録数はものすごい数だとわかります。Youtubeの政治系の最大チャンネルが保守系のDHCチャンネルだと思うけどたかだか40万程度ですよ。立花氏も当選したんだから、数百万を超えるチャンネル登録数の名だたるユーチューバーが選挙に出たらことごとく当選するんじゃないでしょうかね。そういう世界がすぐ近くに。というか今回1人誕生しました。メディアの扱いは「誰だこいつ?」でしょうがw 立花氏はYoutube見ている人なら大抵は知っている人なんですよね。
面白いことに、ネットの世界では例えばTBSニュースチャンネルといった地上波チャンネルも10万にも届かない。影響力では絶大な影響を誇るはずの地上波テレビのチャンネルも、視聴者数では1個人に過ぎない人気ユーチューバー数百万の足元にも及ばないのが現実です。個人とメジャーが逆転する世界それがネットなわけです。今後ネットがテレビの影響力を凌駕していくことでしょうね。
〜自民党の和田政宗議員〜今回の参議院選挙で当選した自民党の和田政宗氏はネットで活躍する保守系政治家。文化人放送局というYoutubeチャンネルを中心に活動していて、保守系のチャンネルにゲストとしてたまに出演します。地上波には全く出ない。というかネットで活躍する保守は、地上波の放送意図とは敵対するので出させてもらえないのが現実です。そういったメディア露出のない和田政宗氏のようなネットの保守系政治家が選挙に勝つと言うのも、ネットが地上波の影響を上回ってきたと考える証左ですね。
〜令和新選組の巧みな戦略〜令和新選組ですが、山本太郎は昔から中核派との関係が指摘される左翼であり、原発に関してオカルトチックな発言を繰り返した人物。今回の選挙では、急激に支持を増やしてきた。比例個人得票では圧倒的な93万票もの票を得て落選したけど、山本太郎と記載した票の行先は令和新選組「特定枠」を使った2人の立候補者に流れて2人とも当選した。山本太郎と記載した人たちの票は有権者が意図しないであろう重度の障害を持つ2人の立候補者に流れ、当の山本氏は落選した。この2人は特定枠候補じゃなかったら絶対に当選していなかったはず。
最初から山本氏は自身の特定枠順位をワザと落とし参議院選挙を捨てて、党の特定枠の数人を受からせる。無から有を生み出す選挙制度を巧みに悪用した戦略を使った。そして、山本氏はいずれ来る衆議院選挙で楽々当選するでしょうな。
こんなのありかと思うのだが、つまり簡単に言うと、政党がジャニーズ事務所や有力芸能プロダクションと提携し、人気タレント大量出馬させる。そうしたら有権者は芸能人の名前を書き込むのが必至だから「特定枠」を使って目的の人物を当選させ、勢力も拡大することができるという話。
この戦略は巧みに計算されているけど、令和新選組の場合、大きな弱点がありますよ。山本氏1人以外の党員たちが国民から積極的に支持されてない以上、令和新選組の勢力が今後拡大することがない。山本氏は極度の目立ちたがりで自分以外に注目が集まるのが嫌いなのは、能力に秀でた者とは対極に位置するであろう人物たちをあて駒のように出馬させたことでもわかる。
つまり、政治家として有能な人物を集めて政党の拡大を図る気はさらさらない。根っからの左翼のため共産党との提携を強めているし、左翼政党は一定の支持は集めるけど、それ以上の広がりを見せない傾向がある。すべての国で失敗し、虐殺もするし、独裁者発生率が異様に高い共産主義(=独裁者召喚カルト)を標榜しても大衆への波及力は期待できない。今回の選挙で、有権者は山本氏に投票したのに、意図しない人を受からせてしまった。肝心の山本氏は落選した。よりによって共産党と結びつきやがってと反発を感じる人が大勢いるはず。策を弄し過ぎて有権者から見限られるパターン。と言いたいけど、山本氏には一定数の信者みたいな人がいるから政治家としては続けられるでしょうな。
たしかに山本氏は弁舌がうまく芝居かかった口調や感情をこめて喋る話し方は説得力もあるし、洗脳されたくもなる(笑)。だが、よくよく聞くと現実との乖離を感じる。
例えば、山本氏は左翼なだけに共産主義への憧憬からか「経済格差の縮小」をしきりに訴えているが、現在の安倍政権こそが「経済格差の縮小状態」だとまるで気が付いていない。
〜格差社会のレトリック〜
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0301.html有効求人倍率過去最高レベル。失業率過去最低レベル。本当の格差は失業者と就業者にある。とするなら、失業者が激減し、労働者が売り手市場で人手不足が深刻な現在は以前よりも格差が少ないといえる。
https://honkawa2.sakura.ne.jp/3160.html現在のように就職率ほぼ100%で若い人なら誰でも正社員になれる社会は格差が減少した社会。
本当の格差は就職氷河期に就職時期を迎え、就職できず現在40代でバイトなどをやっている世代にある。
そういうと、非正規雇用の比率が増加しているじゃないか。と言う人が出てくる。
正規雇用と非正規雇用労働者の推移⇒
こちらこれを見ると、正規雇用数は横ばい状態で減っていないことが分かる。非正規が増えたのは全体の労働人口が増えたことに起因するのもわかる。つまり、全体の雇用が増えて経済の拡大を意味しているだけの話。正社員の数も減っていないで、非正規の比率が増えた。増えたのは今まで仕事にありつけなかった者たちが仕事を得たことや、シルバー世代が再就職したことに由来する。今まで無職の者が仕事を得たことは格差の是正そのものでしかない。
さらに言うと、賃金が減ったのを問題にするが、雇用全体が拡大し新規労働者が増えたため、分母に新規労働者が加わった。そのため、新規労働者の安い給料も統計に加わり、全体として以前よりも低い給料の値で平準化されただけの話。今までもらっていた給料が下がったわけではない。
さて、動画ですが、選挙に参議院選挙に勝利した安倍政権に関する韓国人のコメントです。どうやら大勢の韓国人は安倍政権の韓国に対する強気姿勢を選挙のための演技だと考えていたようで、それがどうやら違うことが分かってきた模様です。韓国のメディアも日本のメディアも嘘をついているのですが、これは制裁ではなく、日本がアジア唯一おこなっていた韓国への優遇国扱いを辞めただけなんですよね。本当の制裁はこれから始まる予定です。
続きを読む