2013年09月19日

ミラノマンガフェスティバル2013【イタリアに広がる日本ブーム】



bushido2035
イタリアでは漫画の捉え方が素晴らしい!
一味違うなと感じ、各展示ブースは芸術的な印象を持ちました。
まさか漫画の歴史を紹介する展示なんて考えられなかった。
日本から取り寄せた資料が手塚作品もあり更に驚かされました。


kumatan871
いきなりの日本の漫画、日本大好きメッセージには驚きますね。
台湾の人が日本大好きなように、『漫画』が普及しているヨーロッパの国々や、東南アジアの国々から「日本好意論』が発信されて来-るでしょう。
それに比べて、世界の文化発信元を豪語しているアメリカでの「日本漫画』の扱い方は最小です。米国制作のシンプソンやファミリーガイ、スポンジボブを前面に出し応援して、日本漫画が宣伝される事はない。ヨーロッパ並みに普及すると、日本に好意を持つ人が増えて来る。漫画好きな小中学、高校生のアメリカ人頑張れ!


------------------------------------------------------------------------------------------
ちょっと前の話になりますが、2013年5月3日〜7月21日にイタリア共和国・ミラノ市で、日本の漫画を紹介する展示会が開催されました。1814年の北斎漫画から現代の漫画まで取り扱っていて、今年は北斎漫画200年の歴史ということで、葛飾北斎にスポットを当てていた模様。

昔からイタリアは日本のアニメ、漫画の人気が高い国。過去から現代までの漫画の流れを的確に紹介しているのは、彼らが漫画文化に対して造詣が深いことを意味していますね。
動画にもあるのですが、第二次大戦後、日本の漫画が大きく変わりましたね。漫画の神様といわれる手塚治虫を筆頭とするトキワ壮の漫画家たちによって、漫画がブームを呼び、漫画雑誌が大量に出版された。その火付け役となった手塚治虫は漫画業界で大きな発明をした人として知られています。

彼が発明したのは、斬新なカット割り。今まで固定化された四角の中で展開されていた漫画が、映画のような、大小伸縮自在のカット割りを加えることで、漫画の表現力が飛躍的に上昇しました。手塚が発明した、このカット割によって、漫画の人気が高まったのは間違いないでしょう。漫画雑誌が登場することで、少年漫画をはじめ、少女マンガ、劇画、青年漫画など多種多様なジャンル分けがなされました。

この頃でしょうね。漫画人気が高まることで、今まで好き放題に書いていた漫画家たちは、雑誌に縛られるようになった。漫画雑誌に掲載されなければ、そこで漫画を掲載して人気を得ていかなければ、単行本は出せず、今すぐにも失業してしまう。どんなに有名な人気漫画家たちも例外ではない。漫画家たちは過酷な競争社会に突入する事になります。小説家は賞を取れば、一生食っていけるが、漫画家はデビューしてからが生き残りのサバイバルの始まりといった感じでしょうか。サバイバル世界で、同時に連載を7本も抱えていた手塚治虫はやはり凄いと思います。

漫画業界において、その過当な競争が、良質な作品を生み出す土壌になっているのは間違いないですね。とにもかくにも、漫画においてそのような過酷な競争社会があるのは、日本だけ。日本は漫画文化の発展によって、世界に冠たる日本のアニメに良質な原作を提供するシステムの構築に成功したというわけです。




posted by クールジャポン at 18:33| イタリアの日本ブーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする