2013年01月26日

インドで超絶リメイクされた「巨人の星」はこれだ!



経済産業省に「クール・ジャパン戦略推進事業(海外展開プロジェクト)」というのがあるのですが、その推進事業の一環として、去年の3月に、インドで過去最大規模の日本見本市「クール・ジャパン・フェスティバル2012」が開催されました。日本企業29社、90名以上が参加した大規模なもので、来場者数は62,200人と予想を大きく上回る程の盛況。

インドでは日本のアニメが人気。なかでも『ドラえもん』『忍者ハットリくん』『ONE PIECE(ワンピース)』が特に人気が高い。インドでは、ハットリくんを活用した、パナソニックのエアコンCMも流れたりしてます。

そんななか、日印国交樹立60周年企画を記念し、日本とインドが共同で行うコンテンツ政策として、インド版『巨人の星』が制作されて、去年の12月から放送されているとあっては、紹介しないわけにいくまい。あれ?インドで大人気の『忍者ハットリくん』もリメイクされていると聞いていたのですが、まだですかね。

と、早速調べて見ると5月から放送との事。なんと、このハットリ君。藤子氏が新たに漫画26話を描き、テレ朝の子会社シンエイ動画が基本作業をした上で、インドの制作会社がアニメ化する。日本にも逆輸入し、年内に放送することも検討。たんなる、ハッタリ君ではなかったと言う事ですな。

さて、インド版巨人の星=リメイク版『スーラジ ザ・ライジングスター』。経産省は、インド版『巨人の星』を「クール・ジャパン戦略」のモデル事業に位置付けているとか。なんで巨人の星かと言えば、経産省の官僚が歳食い過ぎて、「巨人の星」なんでしょうな。モデル事業に位置付けたいなら、インドで人気の『ONE PIECE(ワンピース)』をもって来るべきですよ。もし可能なら、インド版『ONE PIECE(ワンピース)』見てみたい! 世界展開できるし、こっちの方が大きな可能性があります。

インド版「巨人の星」のストーリーは、大都市ムンバイのスラムに暮らす主人公の少年が、インドの国民的なスポーツ「クリケット」のスター選手を目指すというもの。
主人公の少年がギプスを付けてトレーニングするとか、、怒った父親がコップが載ったテーブルをひっくり返すシーンなどが再生されて、なるほど「巨人の星」なんですが、主人公が、巨人軍を目指さずに何処が「巨人の星」なんでしょうかね?とあえてツッコミを入れておきます。

インド版の主人公は星飛雄馬と全く似ていないし、ギブスも、バネではなく、ゴム製の自転車チューブを使ったギブスに切り替えられたり、ちゃぶ台返しも、「食べ物を粗末にすることは好ましくないし、現実にありえない」とインド側に拒否され、水が入ったコップだけがのったテーブル返しに替えられたり・・・。
まぁ規制とか、色んなものが入りまくってえらい事になってます。これが、タイだったら、ハヌマーンが主人公に絡んでくるんでしょうが(笑)。



インド版「巨人の星」ですが、花形満役の人物がスズキの車で登場したり、空を全日空機が舞うシーンが毎週登場したり、日産の看板が出てきたり。NHKニュースでは「日本が得意とするアニメを通じて日本の製品やサービスを売り込む取り組みとしても注目されています」と報道。ちゃんとわかってるじゃん(笑)。

そこまで、自覚してるなら、逆に韓国政府が韓流ドラマや韓国アイドルで日本市場に韓国製品やサービスを売り込んでいる事実に、日本政府は危機感を持って欲しいですね。日本が韓国にやられている一方的な文化侵略に関して、政府は、信じられない程、無防備だし無対策すぎますよ。



クール・ジャパン戦略推進事業は、海外に戦略を展開する前に、自分の足元を見るべきです。韓国ドラマの一方的な侵略によって、かつてアジアを席巻した日本のドラマは衰退しているし、そもそも、韓国では日本のドラマは放送禁止の状況で、BSは韓国ドラマに占領されている。相互主義が全く成り立ってないわけです。日本のBSが特定の国のドラマで占領されているのは、誰が考えたって異常な事態です。

平和ボケした日本政府が何も対処しないものだから、韓国コンテンツの日本侵略によって、ブランド力を高めた韓国家電が日本家電を圧倒し始め、日本を代表するシャープ、パナソニックは没落して外国企業に買収寸前。灯台下暗しとはよく言ったもので、経済産業省の「クール・ジャパン戦略推進事業」は、外国に目を向ける前に日本で起きている特定アジアによる理不尽な日本侵略に対処して欲しいですね。
posted by クールジャポン at 22:10| その他の国の日本ブーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする